なぜガルパンの大当たり演出は“グっとくる”のか?

その他の演出について

今更ながら『CRガールズ&パンツァー』について

このブログのことを思い出したので久々に投稿しようかと思います。ありがたいことに、わずがながら地味に見てくれる方もいるみたいなので。Twitterフォローは全く増えませんが。

さて、唐突ですがガルパンの新作が出るみたいですね。そこで今回は今更ながらガルパンの演出について語っていきましょう。

初代の『CRガールズ&パンツァー』は何年も前に出てるので現状打てる店は少なめですが、それでも打てるところではまだ打てます。私もたまに打ちにいきますよ。正直スペックはキツいですがwそれでもガルパンは、私がパチンコを打ってアニメを見ようと思った数少ない作品です。ガルパンの最も好きなところは右打ち時で当たったときの演出です。

あの演出って、グっとくるんですよ。

なんていうんですかね、何か泣けてくるんですよ。

知らない人からしたら「何言ってんだこいつ」って思うかもしれませんが、「わかる~」って人も多いんじゃないでしょうか。

あの辺の映像演出を手掛けた人は(個人的にですが)めちゃくちゃセンスあると思います。

演出は『感情線』に沿っている(はず)

よくある確変機の右打ちをイメージしてみてください。

予告→バトルやなんやらの当落演出→当落成功→図柄揃い→昇格演出→ラウンドへ

ざっくりこんな感じでしょう。さて、ここに当落成功からの打ち手の感情の流れ、すなわち感情線をぽろっと適当に入れてみます。

当落成功(脳汁ブシャー、快感)→映像流れて図柄揃いまで(ちょっとおさまって余韻に浸る)
→昇格演出(再度心情が昂っていく)→昇格(再度脳汁)

こんな感じです。基本的に演出もこの感情線をなぞっているはずです

例えば当落成功時の快感に合わせて役物完成+派手な効果音を鳴らす…そのあとの余韻に浸る時間では主人公の決め台詞などのスマートな勝ち映像を流す…とか。ま、その辺が王道ですね。

そして実際それだけでも十分満足です。

ですが、ガルパンはその感情線をなぞった演出の格が違うんです。

ガルパンの大当たり時の演出はセンスの塊

ここでは文章と画像での説明が限界です。が、実際は音楽との相乗効果が素晴らしいので、気になった方は是非実際の映像を見てください。

それではガルパンの大当たり演出をなぞりながら見ていきましょう。

まず大当たり直後。

ボタン押しからの役物完成。もちろん派手な効果音付きです。ここは王道中の王道ですね。

そしてその後もお馴染み勝ち映像。敵戦車から白旗が出て、勝利の文字が出てきます。

さて、ここで一つ注目です!といってもBGMなんですがwよく聴いてください。ここで流れているのは大サビ前の間奏です。↑でも少し書きましたが、私たち打ち手は当落成功時に感情がピークに達し、そのあとは一度落ちていきます。つまりここは感情線で言うと、余韻に浸ってちょっと落ち着いている場面です。でもこの後出玉を決める演出にいきますよね? なので再度感情は徐々に上がっていきます。逆に言えば、演出もそう仕向けていく必要があります。そこで取り入れてきたのがこの「大サビ前の間奏から流す」という手法です。大サビに向かっていく感情の高まりは、すなわち昇格演出に向かう高まりとリンクします。

ここで安易(別にいいんですけど)なのは普通にサビ終わりとかを流すパターンです。そのあと曲や映像を一回切って、改まって昇格演出に行くと…。でもガルパンって当落直後から、すでに次への動きが始まっていて、かつ流れがなめらかなんですよね~。そしてこの間奏終わりのギターソロにも注目。どんどんメロディーが上がっていくんですよ。ここもしっかり打ち手の感情にリンクしてきます。

そして極めつけはこれ。画像だとわかりづらいんですけどこの映像、最後に滲むんですよ。

このセンスはハッキリ言って抜群です。ポイントなのは『余韻浸りの終わりかけ(に思える)場所での発生』…です。ここは当落成功時から15秒程あとの場面です。なので快感のピークから大分落ち着いて余韻に浸りきり、「さあここからかな」と思っているあたりですね。

その余韻に浸りきったとこに、ダメ押しでこのみんなが喜びをわかちあいながら滲んでいく映像が来るんですよまるで嬉し涙で滲むかのように。初見時はガルパン知らないのに、ここで何か泣けてきました。余韻の部分なので、ここで派手な効果音なんかを流すのはナンセンスですし、逆に当落成功後すぐに滲む映像を持ってきてもあまり意味はありません。この余韻に浸りきっているタイミングこそが絶妙です。

先ほど言ったように、ギターソロが上がってきてこのあと大サビに突入&時間の長さ的にも次の映像切替で昇格演出にいってもおかしくありません。打ち手もそう何となく予感するでしょう。でもここで滲む演出をダメ押しされたことによって、感情的にはグっときて、もう一度余韻に浸る時間へと少し差し戻されます。いい意味で裏切られるんですよね。

余韻へと差し戻したことによって、まだ出玉決定演出を引っ張って余韻の時間を延長します。ここからタイマーが流れながら各キャラがカットインしていきますね。もはや走馬灯です。

そして楽曲はというと、大サビには入っていますがここは所謂『落ちサビ』であり、ちょっと落ち着いているんですよね。この走馬灯の余韻にリンクしています。ここから楽曲と共に、再度盛り上がりへと向かっていきます。

そして走馬灯が終わり、画面が切り替わると同時に出玉決定演出が始まります。楽曲もこのタイミングと同時に落ちサビから最後の盛り上がるサビへと突入。

昇格演出が終わるころにそのサビがちょうど終了。そしてラウンドへ―。

現状、大当たり時の演出に関して、このガルパン以上にセンスを感じた映像は個人的には恐らくありません。シティーハンターとかもいいんですけどね。あれよりもこっちの方が緻密だと思います。

平和さんってシャレてるの多いよな~。

ガルパン2に期待しよう

さて、はっきりいってこれまで述べたガルパンの演出は長いです。でも美しい。非常に感動します。パチンコというのはただのアニメとかと違って、プレイヤーに圧倒的な感情の揺さぶりをかけてきます。それに伴う映像作りというのは、やはり興味深いなとつくづく思いますね。このガルパンの映像ってのは出玉が絡むことによって生まれる感情線があるからこそ、何倍にも素晴らしく感じるわけですから。

まあ玉が出りゃ多少適当な映像でも別にいいって人も多いかと思いますが、もう少し掘り下げてその映像を見てみると、もっと楽しめるんじゃないかと思います。このガルパンの映像も、気になった方は是非ホールで打ってその良さを噛みしめてみてください。

そして今度ガルパンの続編が出るみたいですが、こういうレベルの演出を期待しています

お願いします。平和さん。

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