『間』の重要性

導入

私たちはどう煽られている?

パチンコとは『間』の扱い方が非常に重要です。
予告が成功するかどうかの直前の間や当落直前など、あらゆるところにこの『間』というのが絡んできますね。
逆に『間』がありすぎるとくどくなってしまうこともあります。
だから予告によってはいきなり出現して意表をつく…なんてパターンも時には有効だったり。

とはいっても、基本的には打ち手の心情を煽るためには『間』が必要です。私たちは『間』に煽られているのです。いや、正確には『間』があることによって、勝手に自分自身が煽っているとも言えるかもしれません。
私たちはその『間』にどう煽られているのか? 今回はそこについて考えてみます。

名機『CR天才バカボン2』で考える

今回は私が非常に大好きだった『CR天才バカボン2』を例に語っていきます。

CR天才バカボン2|Daiichi

私は当時小学生でした。親がパチンコ屋でこの台を打っていたのを横で見ていたわけです。非常に面白かったので、PS2版を買ってもらって家でぶん回していましたねw

かなり昔の台ですから、今と比べれば大分煽りも少なくて淡々とした台です。予告は細かいのを除いてほぼ『ステップアップ予告』のみといった感じでした。変動開始と同時に出てくるステップ1ではお馴染みのウナギイヌが出現。通常はいんですけど、これが白いウナギイヌだと激熱なんですよね。

変動開始と同時に出てくるステップアップ1。これは激熱の白ウナギイヌパターン。

そして、このステップ1のウナギイヌの予告。実はステージによって煽りの性質が全く別物になります。この台のステージは春夏秋冬の4つですが、私がこの台で一番好きだったステージは断トツで「」です。

冬だけ煽りの『間』が存在する

先ほど言ったように、ステップ1は変動開始と同時に画面下から飛び出してきます。

これは「春」ステージでのステップ1です。
これは「冬」ステージでのステップ1です。

違いがわかるでしょうか?

」は出現したときにすでに黒いウナギイヌが認識できますね(夏も秋も同様です)。
」は凍り付いて出てくるので、色がわかりません。1秒程あとに氷が割れて、その時に色が認識できます。

これが煽りの間です。
もう少しわかりやすく説明します。
」では『ステップ1が出現したこと』と『ウナギイヌが黒か白か』を認識するタイミングが同じです。
」は凍って出てくるので、『ステップ1が出現したこと』と『ウナギイヌが黒か白か』を認識するタイミングにわずかにズレが出来ます
つまり「」のみ、ウナギイヌが出現したあとに「このウナギイヌはもしかして白か!?」と一瞬想像させる間があるのです。ほんの1秒程度の差ですが、これが全てです。ここで心が揺れるのです。

特にステップアップ予告が主軸であるこの台において、ステップ1のこの間があるかないかは台そのものの印象を大きく左右します。
気になるのは何故「」だけこの仕様にしたのか、ですね。ここは当時の開発者さんがいれば聞いてみたいとこです。
ちなみに、私はどの季節のステージでも、この間を作ったほうがいいと思いました。この台においては、それ以外に打ち手を煽る予告がほぼ存在しないのでw
春なら出てくると同時に桜吹雪でウナギイヌを隠すとか…夏なら出てきた瞬間に日差しで隠れるとか…。

興奮もストレスも『間』

私たちは『間』があることによって予感してしまうのです。
ZONE煽りや当落決定前に間があれば、「もしかして成功するんじゃないか」と考えてしまうんですね。
こうして私たちは煽られている(自分で勝手に妄想して煽っている)わけです。
今回はバカボン2を題材にして話しましたが、あらゆる台のあらゆる予告でこういった間が発生しています。

ただ、前回話した『煽りのジレンマ』も存在するので、冒頭でいったように何でもかんでも煽ればいいというわけでもないでしょうね。
とにもかくにも、この『間』の扱い方というのはパチンコの演出において非常に重要なのです

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